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日本の野菜とグリホサート

2020年8月25日のyahoo!ニュースで取り上げられた記事

有機食品に農薬排出効果、研究報告相次ぐ

いま問題になっている農薬 グリホサート『ラウンドアップ』という商品。
除草剤として使われているものです。

米国の4つの人種的および地理的に多様な家族の尿サンプルを、完全に非有機的な食事で5日間分析し、完全オーガニックダイエットで5日間(n = 16人の参加者と合計158の尿サンプル)。

[結果]すべての被験者の平均尿中グリホサートレベルは70.93%減少しました(95%CI -77.96、-61.65、p <0.010)。 AMPAレベルは、オーガニックダイエットで6日以内に76.71%(95%CI -81.54、-70.62、p <0.010)減少したことを意味します。成人のデータを単独で調べたところ、グリホサートとAMPAの尿中レベルの同様の低下が観察され、71.59%(95%CI -82.87、-52.86、p <0.01)および83.53%(95%CI -88.42、-76.56、p < 0.01)、および子供のデータを単独で調べた場合、70.85%(95%CI -78.52、-60.42、p <<0.01)および69.85%(95%CI -77.56、-59.48、p <0.01)。

[結論]有機食事は、グリホサートとAMPAの尿中濃度の有意な低下と関連していました。グリホサートとAMPAレベルの低下は急速で、3日以内にベースラインまで低下しました。この研究は、食事がグリホサートへの曝露の主要な原因であること、および有機食への移行がグリホサートとその主要代謝産物であるAMPAの身体への負担を減らす効果的な方法であることを示しています。この研究は、有機食が子供と大人のさまざまな農薬への曝露を減らす可能性があることを示す増え続ける文献に追加されています。

参照論文:PubMed

 日本ではテレビのCMにも流れて宣伝しているこの『ラウンドアップ』とい除草剤。海外では発がん性物質が検出されていて、フランスやドイツ、メキシコなどは国をあげて使用中止にしています。

 アメリカ国内でもカリフォルニア州では訴訟問題にもなっております。

 日本ではいまだに、この除草剤を推奨している団体もあり小学校の給食用のパンや国産大豆などの農作物からも検出されているのにも関わらず、規制は何もありません。

一般社団法人 農民連食品分析センターからの調査によると

という結果が出ているようです。

動物実験ですがグリホサートの影響による核異常の赤血球を持った赤ちゃんが生まれたり、腸内環境が破綻したり、生殖器の破綻なども起こすという論文も出ています。2020 Jun 24;10:100126. doi: 10.1016/j.vas.2020.100126. eCollection 2020 Dec.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32734026/

また、日本の水までもグリホサートの影響が出ています。

本研究では、水稲栽培が盛んな日本において、1963年から2016年までの除草剤、殺菌剤、殺虫剤の販売量の推移とともに、飲料水処理水および原水(14,076検体)中の162種類の農薬の濃度を報告する。除草剤や殺菌剤、特に稲作に使用されているものは、飲料水から頻繁に検出されていました。日本以外では飲料水の水質基準やガイドラインに記載されていない除草剤ブロモブチドや、広く使用され検出されているベンタゾンが水源から頻繁に検出された(ブロモブチドは31.1%、ベンタゾンは33.8%でそれぞれ0.1μg/L以上の濃度で検出された)。また、ダイムロンとテフリルトリオンも0.1μg/Lを超える濃度で10%以上の試料から検出された。ブロモブチドの最高濃度は10μg/Lであり,7.5%の試料では1μg/Lを超える濃度が観測された.また、ハロスルフロンメチル(7.9μg/L)、ピロキロン(7.0)、モリネート(6.8)、メトミノストロビン(4.6)でも高濃度が観測された。源水から頻繁に検出される農薬の中には、飲料水からは全く検出されないものもあったが、不検出の主な原因は塩素による分解にあるようである。

2020 Jul 14;744:140930.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32711323/

グリホサートの食品への混入や水の汚染などの記事を探したらキリがありません。
人体への影響が全くない
なんて言えるでしょうか?


何か問題があってからでは遅いと思うのですが……
個人で、または家族で自衛するほかないのでしょうね。

コロナ禍からの教訓
予防は大切!!!

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