サプリメントを摂っても効果を感じられない方がいるかと思います。
特にミネラルサプリメントは効果を感じる人、効果を感じない人と
別れることがあります。
マグネシウムサプリメントや
マグネシウムを多く含む食品を摂取しているのに変わらない人は
『ちゃんとマグネシウム のサプリメントを摂っても効果があまりないなぁ!
もっと多く飲まないと効かないのかなぁ』
『ナッツ類を多く摂っても足のつりはぜんぜん治らない……
もっとたくさん食べなくてはダメなのかなぁ?』
と食品や栄養サプリメントは効かないとお考えではないでしょうか?
このような質問がライン公式にありましたので記事にしてみました。
サプリメントの詳しい飲み方が書いてない理由とは
サプリメントにはそれぞれ飲むタイミングがあります。飲む栄養素に合わせて時間を変える方が良さそうなのですがパッケージ書いてないと思いませんか?
サプリメントは医薬品ではないために
日本の法制上『このように飲んでください』
とは言えません。
薬機法に触れてしまうため詳細に
パッケージに書くことができないのです。
マグネシウムサプリの飲むタイミングとは
特に、脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)は油と一緒に摂ることで吸収しやすいんで、食事の時に摂るのがおすすめじゃぁ!
マグネシウムもまとまった量を摂るときは、食事と別の方が良いんじゃ!マグネシウムはミネラルじゃ!食物繊維と絡んでしまうから吸収しにくくなってしまう。他にはマグネシウムはアルカリ性なので、胃酸を中和してしまうのじゃ。そうすると胃液などを弱めてしまって消化を悪くしてしまう可能性があるんじゃ。
そのため、空腹時にミネラル成分のマグネシウムは飲んだ方が良いのじゃよ!
他にマグネシウム摂取にあたり特に気をつけることとは
マグネシウムの吸収をよくするために注意することがあります。
マグネシウムならなんでも良いとは限りません。
低コストで効率よくマグネシウムを効果的に摂取するのにも知っておきたいことがあります。
マグネシウムMgとカルシウムCaが入っているサプリメントを摂っている
MgとCaが入っているサプリメントは
Caを体内に吸収しやすいように作られているサプリメントです。
マグネシウムが良いからといってカルシウムが入っているモノを摂取してみても体内にマグネシウムの吸収がうまく行きません。
マグネシウムとカルシウムはブラザーイオンなので、拮抗し合う物質なのです。
綱引きと同じ関係性ですね。
カラダにMgが足りない場合はMg単独のサプリメントを摂ることが必要になります。
注意ポイント
補足としてCa単独のサプリメントの摂取は心疾患の可能性が高くなるので注意が必要です。
マグネシウムMgの吸収を考えるならキレートしたマグネシウムMgの摂取を!
キレートとはアミノ酸で加工したマグネシウムMgのサプリメントです。
これは小腸でアミノ酸を吸収する入り口を利用して一緒に吸収させるという手法をとる吸収方法です。
しかし、このキレートされたマグネシウムMg製品は日本の法制上作ることはできません。
なので海外からの輸入品に頼ることになります。
ナウフーズ社さんでも国内の代理店からのキレートマグネシウムは販売してないようですね。
並行輸入品に頼るようです。
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マグネシウムMgの吸収を考えるならイオン化したマグネシウムMgの摂取を!
マグネシウムが腸粘膜から吸収されるにはイオン化されることが必要になります。
小腸の上皮細胞にあるイオンチャンネルを通じて吸収するのがマグネシウムMgです。
イオン化とは水に溶けたMgになります。
ポイント
食物中の有機化合物に結合しているミネラルは
結合力が強いため、イオンになるために
胃酸や腸内の有機酸の助けが必要になります。
腸内環境が悪い人や胃酸の原料となる
タンパク質の摂取量が少ない方
などはマグネシウムをイオン化することが
難しいため吸収されにくい状態となります。
タブレット型のMgよりはリキッド型のMgをオススメする理由はここにあります。
イオン化しているマグネシウム
トレースミネラル社が価格的にもおすすめです。
海外購入先:i herbはこちらから
経皮吸収が可能なマグネシウムMg
肩こりや偏頭痛の方におすすめなのが皮膚を通じてMgを摂取する方法です。
エプソムソルトという入浴剤を使っての経皮吸収方法があります。
これをお風呂に溶かして入浴するのがオススメです。
マグネシウムは皮膚からの吸収が容易で
私の娘のアトピー性皮膚炎の改善にも
定期的に入浴させていました。
エプソムソルトの濃度に関しては
はじめは少なく溶かして入浴し
回数ごとに増やしていくのが
おすすめです。
まずは、体感するのが大切だと思います。
注意ポイント
しかし、Mgを吸収してミトコンドリアが活性化するため、毎日入浴剤を入れて入ると疲れてしまいます。温泉の湯あたりの原因はこのためです。また、副腎疲労が強い方は少ない量で入浴することをお勧めします。
マグネシウムを摂取するだけではなく受け取るカラダにも準備が必要です
マグネシウムの摂取に関する注意点を書いてきましたが忘れてならないのが吸収するカラダの準備がどうなのか??というところです。
マグネシウムの吸収には腸の上皮細胞にある入り口からでしたね。
その細胞の機能が低下していたらマグネシウム も効率よく吸収ができません。
マグネシウムのサプリメント摂取とともにやるべき事は
腸内環境の改善
を同時進行で行うことが重要になってきます。